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現役中乗りが教える乗合船に乗る時の基本の【き】簡易ver

更新日:3 日前




ども中乗りの「ちむ」です。船釣りを始めたばかりの方にとって、初めての海の魅力や釣りの楽しさは大きいものです。しかしながら、何を準備すればよいのか、どう心構えを持てばよいか悩むことも多いでしょう。初心者にとって船釣りはドキドキの連続ですが、知識と適切な道具があれば、より楽しい体験が待っています。

この記事では、初心者が船釣りを成功させるために知っておくべき心構えと道具を10選に絞ってご紹介します。これを参考に、快適で楽しい釣りライフを実現しましょう。


ボート上で釣りをする女性が大きな魚を持ち上げて微笑む。背景には曇り空の海と遠くに船。黒とピンクの服装。


初心者が知っておくべき船釣りの心構えを6選

現役中乗りが教える乗合船に乗る時の基本

船釣りは楽しみながらも、海の上での特有のルールやマナーが存在します。初心者が成功するためには、心構えとして以下の5つを理解し、実践することが重要です。


1. 船長のアドバイスは「絶対」と心得る

船の上での指揮権は全て船長にあります。船長はその日一番魚が釣れるポイントや、魚がいる深さ(棚)を熟知しているため、彼の指示に従うことが釣果を上げる鍵になります。例えば、船長から「底から5m」との指示があれば、その深さを守ることが重要です。一人だけ異なる深さを狙うと、お祭(糸が絡むこと)の原因となります。

分からないことは素直に質問します。「初心者なので教えてください」と伝えると、多くの場合、周囲の人々は喜んでアドバイスをしてくれます。特に周囲の釣り人は、あなたが釣りを楽しむ手助けをすることに喜びを感じることでしょう。


2. 「お祭(おまつり)」はお互い様

船釣りでは、隣の人と糸が絡むことを「お祭」と呼び、これは避けられないトラブルの一つです。この際のコミュニケーションが円滑さを保つためには重要です。万が一絡んでしまったら、どちらが悪くてもまずは「すみません」と声をかけましょう。絡みを解いてもらった後には「ありがとうございます」という一言を添えることで、相手に感謝の気持ちを伝えることができます。

絡んだ糸を無理に解こうとすると、より複雑な状況を招くことがありますので、状況が厄介な場合には仲乗りさん(助手)や船長に助けを求めるのもマナーです。


3. 準備と片付けはスピーディーに

船は限られたスペースで多くの人々が活動します。周囲の釣り座を占領しないために、荷物はコンパクトにまとめることが大切です。特に釣りを始める前や終わった後の準備と片付けは迅速に行うと、他の釣り人への配慮にもなります。

また、ポイント移動中には、仕掛けが飛び散らないように竿を安全な位置に固定し、針を安全な場所に引っ掛けるなど、周囲への気配りが大切です。


4. 体調管理(船酔い対策)を甘く見ない

「自分は大丈夫」と思っていても、波の揺れは体力を消耗させ、船酔いの原因になります。前夜の睡眠をしっかりとることは非常に重要です。寝不足は体調不良を引き起こすだけでなく、釣りへの集中力も欠けさせてしまいます。

また、酔い止め薬は乗船の30分〜1時間前に服用しておくことが鉄則です。酔ってから飲んでも効果は薄れますので、事前の対策を十分に行い、楽しい釣りの時間を確保しましょう。


5. 船長の指示は確実に

いざ釣行すると船長が「仕掛けを落としてください」とか、「回収してください」などの指示があります。この時に「すぐに落とさない、落とせない」のは釣果が著しく下がる場合があります。

まず、一番に海に落として魚に見てもらえる確率が高いので圧倒的有利。そして「仕掛けを落としてください」と言った時が一番良いポイントに通過する場合多いからです。

また「回収してください」でのんびり巻くと云う事は、他人の釣果を奪う行為だと思っておいてください。必ず速やかに回収しましょう。



6. 命を守るためのルールを最優先する

海の上では不注意が大きな事故につながることがありますので、命を守るためのルールを最優先してください。ライフジャケットは常時着用することが義務付けられており、これは釣りを楽しむ以前の極めて重要なマナーです。

また、船が走行中は無理に立ち上がったり移動したりせず、地面をしっかりと掴むか手すりにつかまり、安全を確保してください。自分自身の安全はもちろん、周囲の人々の安全をともに守るための心構えが必要です。

これらの心構えをしっかりと理解し、実践することで、初心者でも安心して船釣りを楽しむことができるでしょう。安全で楽しい釣りの時間を大切にお過ごしください。


現役船長が教える乗合船に乗る時の基本


船釣りの必須アイテム10選(タックル以外)


船釣りを楽しむためには、適切な道具を揃えることが不可欠です。特に初心者の方にとっては、何を持っていけばよいのか悩むことも多いでしょう。ここでは、船釣りにおける必須アイテムを10個リストアップし、それぞれの理由やポイントを詳しく解説します。


1. ライフジャケット(桜マーク付き)現役中乗りが教える乗合船に乗る時の基本

ライフジャケット

船釣りで最も重要なアイテムは、当然ながらライフジャケットです。安全対策として、例えば、国土交通省の基準を満たした「桜マーク(タイプA)」の着用が法律で義務付けられています。万が一の事故に備え、必ず着用しましょう。特に初心者の方は、視界の良い状態で水辺に慣れることが難しいため、ライフジャケットの着用は命を守る大切な選択となります。また、船宿でのレンタルも利用できますので、最初はそれを選ぶのも賢い方法です。


2. レインウェア(上下セット)

レインウェア

予想外の天候変化に備えるためには、レインウェアが必須です。海の上では、波しぶきを被ったり、急に雨が降ったりすることがよくあります。防水性はもちろん、風を防ぐ防寒対策にも役立つため、晴れた日でも持参するのが理想的です。特に漁場によっては、気温が急に下がることもありますので、上下セットのレインウェアを用意しておくと安心です。


3. 滑りにくい長靴・デッキシューズ

滑りにくい長靴・デッキシューズ

滑りにくい長靴またはデッキシューズは、船の甲板での安全を確保するために欠かせません。甲板は常に濡れているため、普通のスニーカーでは滑りやすく、事故の元になり得ます。裏が滑り止めになっている靴を選ぶことで、万が一の転倒を防ぐことができます。もちろん、靴は汚れやすいので、普段履きのものではなく、専用の靴が望ましいです。


4. クーラーボックス

クーラーボックス

クーラーボックスは、釣った魚を新鮮な状態で持ち帰るための必需品です。クーラーボックスの大きさは狙う魚のサイズに依存しますので、事前にターゲットの魚を確認しておきましょう。また、船宿で氷を提供しているかどうかの確認もしてください。


5. 酔い止め薬

酔い止め薬

船釣り初心者にとって、最も注意が必要なのが船酔いです。乗船の約30分前に酔い止め薬を飲んでおくことで、船酔いをある程度防ぐことができます。さらに、予備の薬を船の上にも持参しておくことをおすすめします。釣りに集中するためにも、酔い止めはぜひ用意しておいてください。


6. タオル(汚れてもいいもの3枚以上)

タオルは魚を直接掴む用エサなどで汚れた手を拭く用顔や汗を拭く清潔な用と、用途を分けて最低3枚は用意しておきましょう。これにより、釣りの合間に快適に過ごせるだけでなく、清潔感を保つことができます。また、タオルがあることで、魚を扱う際のトラブルを減らすことができ、より安心して釣りに集中できます。


7. プライヤー(ペンチ)と糸切りハサミ


プライヤー(ペンチ)と糸切りハサミ

魚に飲み込まれた針を安全に外したり、絡んだ糸を切ったりするためには、プライヤーと糸切りハサミが役立ちます。釣り専用のサビにくいプライヤーを選ぶことで、耐久性が向上し、長時間の使用にも耐えられます。これらの道具は、特に釣りに慣れていない初心者にとって、快適で安全な釣りをサポートします。


8.日よけ・防寒グッズ(帽子・偏光サングラスなど)

海上の紫外線は非常に強く、日よけの帽子偏光サングラスは必須です。特に、釣り用の偏光サングラスは、海中の様子を見やすくする効果があるため、魚がいるポイントを探しやすくなります。また、肌を守るための日焼け止めも忘れずに使用しましょう。


9. 飲食物(片手で手軽に食べられるもの)

揺れる船上では、食事をゆっくり用意することは難しいため、片手で手軽に食べられる飲食物を選びましょう。おにぎりやパン、ゼリー飲料など、すぐに栄養補給できるアイテムが便利です。特に夏場は暑さにより水分も多く必要ですので、多めの飲料水も忘れずに持参しましょう。


10. 厚手のジップロックとゴミ袋

厚手のジップロックは、釣った魚を小分けにしたり、濡れた貴重品を保護するなど、さまざまな用途に活躍します。また、自分のゴミはしっかり持ち帰るためのゴミ袋も忘れてはなりません。特に自然環境を守るため、釣りを終えた後にきれいな状態であることは重要です。

以上が、初心者が知っておくべき船釣りの必須アイテムです。これらを揃えることで、より安全で快適な釣りを楽しむことができるでしょう。事前にしっかり準備をして、船釣りの魅力を存分に味わってください!



魚が釣れた時の「やりがち」な過ち5選

船釣りは初心者にとって楽しい体験ですが、釣れた魚を取り込む際に「やりがち」なミスがいくつかあります。今回は、その中でも特によく見られる5つの過ちを紹介し、それぞれの理由と正しい行動について詳しく解説します。


魚が釣れた時の「やりがち」な過ち5選


1. アタリに驚いて、リールを巻く手を止めてしまう(バラシの原因)

釣りをしていると、「ブルブルッ!」という強い引きを感じる瞬間があります。このアタリに驚いて、リールを巻く手をピタッと止めてしまう初心者が多いですが、実はこれは大きなミスです。

  • なぜNGか: 糸(ライン)が緩むと、魚の口にかかった針がポロリと外れてしまいます。この現象を「バラシ」と呼びます。アタリを感じた瞬間は、魚がトルクをかけて逃げるため、しっかりと糸を張っておくことが重要です。アワセもしっかりと。※魚種によります。

  • 正解の行動: 魚がかかったら、絶対に糸を緩めず、一定のペースでリールを巻き続けてください。竿を立て、常に糸が張っている状態(テンション)を保つのが鉄則です。

  • またテレビで見るようなグーンと竿を持ち上げて、竿をおろして・・・みたいなオーバーなあおりは絶対にNGです。大物を除きあれはパフォーマンスだと思ってください。


2. 興奮して糸を最後まで巻き込みすぎる(竿先を折る)

魚が水面に顔を出した瞬間、興奮してリールを限界までグルグル巻き続けてしまう人も多いですが、これも注意が必要です。

  • なぜNGか: 仕掛けの接続金具(サルカンなど)が竿の先端のガイドにガチャン!とぶつかることで、繊細な竿先が簡単に折れてしまいます。このような不注意が、最悪の場合、釣り具を全て失うことにもつながります。

  • 正解の行動: 魚が水面に見えてきたら巻くのを止め、最後は竿を立てて魚を寄せるか、仕掛けの糸を直接手で手繰り寄せて網や船に入れましょう。※中乗りさんや船長がやってくれる船が大半です。


3. 竿の力だけで無理やり船に引き上げる(ごぼう抜き)

釣れた魚をそのまま竿の反発力だけで引き上げる行為は「ごぼう抜き」と呼ばれますが、これも初心者には危険です。

  • なぜNGか: 魚が重い場合、竿がその重量に耐えきれずに折れてしまったり、空中で魚が暴れて針が外れ、海に帰ってしまうリスクがあります。

  • 正解の行動: 小魚なら問題ありませんが、ある程度の大きさの魚(目安として30cm以上)や重量感がある場合は、無理せず「タモ(網)をお願いします!」と大声で船長や隣の人を呼ぶことをお勧めします。


4. 釣れた魚を素手でガッチリ掴もうとする(ケガのリスク)

釣り上げた魚がビチビチ跳ねているのを見ると、慌てて素手で押さえつけようとする人が多いですが、これは非常に危険です。

  • なぜNGか: 海の魚は、鋭い背びれ、ノコギリのようなエラ、鋭い歯を持っていることが多く、素手で触れると大ケガをする可能性があります。中には毒を持つ魚もいるため、注意が必要です。

  • 正解の行動: 用意しておいた「汚れてもいい厚手のタオル」で魚を包むようにして掴むか、フィッシュグリップ(魚バサミ)を使って安全に固定してから針を外すようにしましょう。


5. 喜びに浸りすぎて、次の行動を忘れる(時合いを逃す)

魚が釣れた!と写真を撮ったり、バケツに入れてずっと眺めたりするのは楽しいですが、これも要注意です。

  • なぜNGか: 船釣りでは、魚が群れで回ってくる「ゴールデンタイム(時合い)」が存在します。この時にのんびりしていると、その日一番のチャンスを逃してしまう可能性があります。また、釣った魚を常温で放置すると鮮度が急激に落ちるため、慎重に扱う必要があります。

  • 正解の行動: 針を外したら、魚はすぐにクーラーボックス(または海水の入ったバケツ)へ入れます。もしくは中乗りにバトンタッチ!魚を渡してください。そしてすぐにエサや仕掛けを海に投入しましょう。喜ぶのは帰りの船の中か、港に着いてからのお楽しみです!


いろいろ書きましたが、道具や心構えをしっかりと身につけていれば本当に楽しい趣味になると思います。まずは、必要な道具を揃え、心の準備をして出発です!さあ、あなたも船釣りの世界に飛び込んで、素晴らしい釣り体験を味わってみませんか?

今すぐ、釣りの計画を立てて、無限の海の冒険を始めましょう!

現役中乗りが教える乗合船に乗る時の基本

 
 
 

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