ジギングで釣れる人、釣れない人の“違い”とは?ここで差がつくポイント5選※タイラバ含む
- 綾乃 向山
- 4 日前
- 読了時間: 4分
年間100回以上釣行する現役船長が答えます。
ジギングで釣れる人、釣れない人
こんにちは!大阪湾でジギング・タイラバを楽しんでいるみなさん、今日は「なぜ魚が釣れる人と釣れない人がいるのか?」について、分かりやすく、そして実践しやすい“釣れる人の5選”を紹介します。
釣りは運だけじゃありません。ジギングは特に“ちょっとしたコツ”や“考え方”で大きく釣果が変わります。たとえば同じ船に乗っていても、隣ではバタバタと釣れているのに自分はアタリすらない…なんてことありますよね。それにはちゃんと理由があります!

釣れる人の実践5箇条
1. 「底(ボトム)にこだわる」― サミングは基本中の基本
まず見ていて驚くのは【サミング】をできていない人が非常に多いこと!
「底を感じる」事が出来なければ船釣りはまず成立しません。※特殊な釣りは除く
そしてこれはお祭りや根がかり防ぐマナーでもあります。
釣れる人は本当にトラブルが少ない。
サミングに関しての詳しい解説は【TSURINEWS】の下記の記事が一番分か分かりやすいと思いますので是非。参考サイトhttps://tsurinews.jp/190498/
2. 「ジグの動きをイメージ」― 同じアクションばかりしてませんか?
その日の魚が掛かりやすい「ジグの動きを演出」
ワンピッチなのか、ただ巻きなのか、フォールに反応するのか、その日にならないとどんな
動きに魚が反応するのか分かりません。同じアクションを続けるのではなく、反応が無い場合はどんどん変えていきましょう。
また「釣れてる人」のアクションも参考にしましょう。←重要
重要なポイントとして水中のジグが“自分の思い通りに動いているか?”を想像してみてください。単なる上下じゃなく、“小魚になったつもり”で跳ねさせたり止めたり。あとジグの特性も購入時にパッケージをよく読んで下さい。
よく初心者の方で【リールを巻かずにロッドを上下】している方がいらっしゃいますが、
僕の知る限るこれで釣った人を見たことはありません。※あくまでジギング・タイラバの話
3. 「潮流を読む」― 流れは魚の招待状
ぶっちゃけなくても魚は潮流にあくまで忠実です。潮が速い時は魚の活性が上がりますし、潮が無い時はまず喰ってきません。予め喰ってくる【時間帯】を把握しておくことが重要です。上手い人は潮に合わせてアピール方法も変えています。
僕たちのフィールドの明石海峡の潮の情報はこちらを参照してください。

明石海峡付近の海の潮流を示したものです。
この表で分かる事は潮の向きと潮の速さです、朝の6:00頃潮が止まり、次の一番早いタイミングが8:00頃だという事が分かります。またマイナスからプラスに向かって早くなっていきますので、潮が大阪湾から明石海峡に向かって流れていることも分かります。
※大阪湾の豊富なプランクトンが明石の方に流れていくのでこの向きの潮の方が釣れ易いとの説もあり、実際体感的にそのように感じます。
またこの日のポイントとしては8:00のMAX時でも1.5ノット(潮の速さ)しか流れない為青物には不向きな日という事も分かります。※この日ジギングは壊滅的な釣果でした。
※実際はここに水温や特有の【二枚潮】の要素が絡んでくるため一概には言えません。
4. 「ジグ(ネクタイ)にこだわれ」― トレンドも大切!
ジギングで釣れる人、釣れない人
その日釣れるジグ(ネクタイ)は必ず存在します。
上手い人はその情報を釣行前に必ず釣果ブログなどで確認してます。また事前に船長に確認する方もいらっしゃいます。どこのメーカーなのか、色なのか、形なのか。
また明石の「タイラバ」は超が付くほど難易度の高いフィールドだと思っています。
ネクタイのトレンドも下手したら1ヶ月で更新なんてざらです、情報は必ず事前に抑えておきましょう。
これもまた同様ですが【釣れてる人】のジグを真似るのは最早鉄則です。←重要
正直釣り具屋の店員ではありませんがジグ(ネクタイ)の引き出しが多いに越したことない。いや、ホントの話。
5. 「釣れない時でも諦めない心」―釣りもまたメンタル
ジギングで釣れる人、釣れない人
僕は個人的な釣行の前には必ず【暗示】をかけます。
車内で-------俺は釣れる。-------------周りが釣れてなくても俺だけは釣れる。---------
本当にブツブツ言いながら向かいます。
何故なら「諦めたらそこで釣りは終了」だと思ってるからです。
お客様の中には釣れない時、諦めモードに入ってる方や、寝る方もいらっしゃいます。特にそれが悪いというわけではありませんし、勿論自由ですが釣れる人は「どんな時でも釣りをしている人」という事実は絶対的にあると思っています。
※結局のところ「試行回数が釣りを制す」ことだと思います。
かく言う僕もそれを実践するための【暗示】なのです。
釣り場に向かいに行く際の信号待ちで隣のハイエースでこんな感じの人がいたらそれは私です。

まとめ
釣れる人と釣れない人の差は、ちょっとした基本、メンタル、観察力、そして“考えながら釣る”ことが大きな違いです。今日の5箇条を意識して、次回のジギングでぜひ実践してみてください。大阪湾でもっと“あの手応え”をゲットしましょう!